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執筆者の写真Takeshi Ishikawa

TOKYO STREET PHOTOGRAPHY FESTIVAL

ゴールへの道のり 2023



このフェスティバルのアイデアは、FRAME TOKYOを創立した2018年からありました。海外の主要国にはストリート写真のフェスティバルが開催されているのに、なぜか日本にはなかった。だからいつか自分たちで開催できたら良いなと思っていたのです。


実際に企画を始めたのは2022年の春。

正直初めてのことばかりなので、どう始めれば良いのかわからない中で始めました。で、気づいたのです。「最初から全部やろうとしなくて良い。」ということです。少しづつやりながら、試しながら学んで理想の形にしていけば良い。そう考えれば、やることはシンプルです。


「目的とゴールを決める。」こと。

とてもシンプルです。そこから必要な物事を導き出して、ゴールまでの過程に割り振っていく。そうすることで、今やるべきことが明確になります。



「幅広く作品を募り、ストリート写真の魅力や価値を最大限に伝える」


これが目的です。私たちは、インスタグラムのアカウントでフィーチャー作品を選んでプロモートしたり、私たちのWebサイトのSHOWCASEというWEBギャラリーの運営を通してメンバー以外の作品紹介にも取り組んでいます。それらの活動を通して、私たちの外側にいる多くの素晴らしい作品をリアルの場でも紹介したいと思ったのです。展示する写真を公募で募れば、日本全国から募ることができるのはもちろん、さらに国境を超えて、違う文化的背景を持った写真家の視点や価値観を含んだ多種多様のストリート写真も展示できます。そのように幅広く募った同時代に生きる写真家たちの視線を収めた数々の展示作品は、より多くのストリート写真の魅力や価値を見る人たちに伝えるのではないか?と思ったのです。




「継続性のある文化的コミュニティーを創る」


これがゴールです。写真は撮る側だけのものではなく、見る人や写る人たちも関与して成立すると私たちは考えています。だからこそ、このフェスティバルを写真家と来場者が写真を媒介して様々な対話が生まれる文化的コミュニティーとして機能する場にしていきたいと思っています。



「アップデート」


継続性のある文化的コミュニティーにしていくためにも「見る」「聞く」「話す」そして「楽しむ」を軸に、写真展示以外のコンテンツも充実させていきたいと考えています。そのために年々少しづつアップデートしていく予定です。




TOKYO STREET PHOTOGRAPHY FESTIVALはいよいよ今春に最初の一歩を踏み出します。


至らない点が沢山あると思います。どうか暖かく応援してください。皆さんの応援は、アップデートの原動力になります。写真家の参加は、ストリート写真の魅力や価値を伝える大きな力となります。


私たちは、TOKYO STREET PHOTOGRAPHY FESTIVALを作品を発表する場として、作品を楽しむ場として、コミュニティーとして、より良い場所となるように皆さんと一緒になって育てていきたいと願っています。


皆さんの参加お待ちしております。

一緒に楽しみましょう!



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