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執筆者の写真Takeshi Ishikawa

FRAME TOKYO members interview vol.6

FRAME TOKYOのメンバー同士でインタビューを行い、普段あまり話すことのないメンバーの素顔を探る新企画。第5回は独自の視点を持つKyosuke Hamaoに、Takumi Sekiguchiが迫ります。



Takumi:

京介さんは割と、FRAME の中でもかなり写真を撮る頻度が多い人ですよね。


Kyosuke:

確かに…?


Takumi:

かなり撮ってますよ!毎日撮ってるんじゃないですか?


Kyosuke:

わからないですけど(笑)でも、結構わりかし毎日何かをとってますね。写真を撮らない日はないですね。


Takumi:

仕事のときでもカメラ持ってるんですか?愛用のライカを持ち歩いたりとかも?


Kyosuke:

ライカは常には持ってないけど、GRは常に持ってます。素晴らしいですよGR、買ってください(笑)


Takumi:

(笑)kyosukeさんは仕事をしに行く時とか、通勤時間とかでも「何か面白いもの(被写体)あるんじゃないかな」と思ってアンテナ張ってるんですか?


Kyosuke:

常にアンテナを張ってますね。


Takumi:

それはすごいですよね!


Kyosuke:

なんか面白いもんないかなっていうよりかはなんかいい写真撮りたいなっていうことばっかり考えてます。いい写真が撮れるかどうかは別にして、そればっかり考えて。


Takumi:

なるほど。それで結構実際撮れてますか?


Kyosuke:

多分ね。(笑)実際は撮れてる日もあれば撮れない日もあります。


Takumi:

でも別に、いい写真が撮れてるとか撮れてないとか関係なく、とにかく枚数を重ねるみたいなのも大事かなと思います。


Kyosuke:

はい。1週間にかなりの枚数撮ってます。もう500枚とか、もっと行けば1000枚とか。もう何か、1枚いいのが撮れるかというよりも、常に撮っていることを大事にしよう、っていうのが考えですかね。


Takumi:

なるほど、それすごいですね。自分、1日だけ「その日はいいのを取るぞ」って決めてスイッチ入れて撮りに行くタイプなので、なんか常にアンテナ張ってるのがすごいなと思ってます。

あと、渋谷とか新宿もそうですけど、割と田舎というか海の方などいろんな場所で撮ってますよね!


Kyosuke :

そうですね。住んでる場所が郊外なので田舎の方でも撮ってます。場所は僕はあんまりこだわってなくて、さっきも言った通り常にカメラを持ち歩いて写真を撮るっていうスタンスなので、いろんなとこで撮ってます。


Takumi:

どこが一番好きですか?


Kyosuke:

本当ね、僕ダメなんですけど、こだわりないんですよ。(笑)



Takumi:

ダメなんてことないと思いますけど(笑)


Kyosuke:

ダメというか、こだわりを持った方がいっていますね。色々分け隔てなく。というか。逆に匠くんはどこで撮ってますか。


Takumi:

僕はだだっ広いところが好きです。定番どころだと、湘南とか鎌倉とかの海辺。でも意外と都心にもあったりするんですよ。皇居前広場とかめっちゃ好きです。広くて遮るものがないんです。京介さんはそういうこだわりとかも特にない感じですか?


Kyosuke:

そうなんですよ。ただこの間、面白いことを知り合いの写真家さんに言われました。「濱尾くんの写真って、よく見るとビルとかに囲まれているよりかは、空みたいな開けたところの写真が多いのが特徴的だよね」って。言われる前は全然気づかなかったんですけど、確かにそうだなと思います。


Takumi:

なるほど。普段郊外で生活して見ている景色が、写真の感じに繋がってるのかもしれないですね。住環境とか性格とか、写真に出ますからね。


Kyosuke:

そうですね。写真は性格でますからね。


Takumi:

自分の写真、性格出てるなと思ったことあります?


Kyosuke:

あります。自分にしか撮れない写真って何だろうって追求してるんですが、その上で「性格とかバックグラウンドとかが反映された写真を撮りたい」とは常に意識してますね。


Takumi:

それいいですね!ちなみに、好きな写真家さんがいたら聞いてもいいですか。


Kyosuke:

好きな写真家は選べない程沢山いますけど、ハービー・山口さんが一番です。

何故かと言うと、ハービーさんの写真って、本当に見る人が自然と笑顔になったり、温かい気持ちになったり、希望とか勇気をもらえたりと、ポジティブな気持ちにさせてくれるんですよ。自分もそういった素敵な写真が撮りたいなと思ってますね。

あとは、全く異なったタイプの写真家さんですが、僕が写真を始めたきっかけでもある森山大道さん。あの強いコントラストは度肝を抜きますし、常に「写真とは記録である」という姿勢に徹しているかっこよさがあって、そこに惹かれてすごい良いなって。


Takumi:

なるほど。笑顔にしつつも何か自分のスタイルのようなものを貫いていけるようなことができたら素敵ですよね。

最後ですが、これからどういう活動をしていきたいのかとか、これから写真家として目指すところとか、漠然としててもいいのであれば教えてください!


Kyosuke:

ストリートスナップっていうのは、その一瞬をパッと撮る面白さはもちろんあって、自分もそんな写真を撮っていきたいと思うんですけど、そういった反面、ちゃんと撮らせていただく人とコミュニケーションを通して、その人の人生や今しか撮れないその人の写真を撮っていきたい、っていうのが自分の中で強くあります。ドキュメンタリー写真をやりたいとも最近思ってます。

あとは色々な場所や海外に行って、見たことのない風景や街、人々と触れ合い、その人たちの生活をドキュメントしたいなって思ってます。


Takumi:

なるほど、楽しみにしてます!


Kyosuke:

良い写真家になれるよう頑張ります!



両者:

記事を読んでくださっているみなさま、ありがとうございました!次回もよろしくお願いいたします!



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