FRAME TOKYOのメンバー同士でインタビューを行い、普段あまり話すことのないメンバーの素顔を探る新企画。第4回はその名の通りいるだけで周りをchillな雰囲気にしてくれるShingo Chill.の素顔に、Shoko S.が迫ります。
Shoko: 第4回目のFRAME TOKYOのメンバーへのインタビューということで、今日はShingoさんにお話を伺いたいと思います。宜しくお願いします。
Shingo: 宜しくお願いします。
Shoko: Shingoさんのインスタのユーザーネームにchillって付いてますよね?
Shingo: 付いてますね…笑
Shoko: そこからすごく自由な印象を受けるんですが、その雰囲気はどこからきてるんですか?例えば、他に趣味があるとか、好きなものがあるとか…
Shingo: まずユーザーネームは、僕の姓名で登録しようとしたら既に使われていました...それで1文字変えたら登録出来たという感じです。結果、意味を持つことになったのでいいと思いました。
Shoko: 他にchillな感じなのは何かから影響を受けているのでしょうか?
Shingo: 写真以外だと、音楽や映画も好きです。僕の中では、写真の方がここ最近始めたものなんです。Yumeさんのインタビューを読んだ時に、”スヌープドッグ”の話しありましたけど、僕もヒップホップは、好きでけっこう聴いてきました。オールド、ミドル、ニュースクールと。ブラックミュージックは全般に好きです。
Shoko: そうなんですね。ではYumeさんとは、話しが合いそうですね。
Shingo: 共有できる部分はあると思います。
Shingo: 映画は、この前”パターソン”を観ました。ジム・ジャームッシュ好きなので。他は”ショートカッツ”(監督: ロバート•アルトマン 原作者: レイモンド•カーヴァー)とかああいう感じの映画が好きです。
Shoko: そうなんですね。なんだか全然知らないアーティストや作品名を聞くと新鮮です!まだまだ知らないことがあるんだと。
Shoko: それでは、次の質問です。ここ最近、どういう思いで写真を撮っていますか?たまに何も考えないで撮っているという方がいたりしますよね。どういう思いで撮ってるのかなと。時期によって色々とあると思うんですよね。
Shingo: これは、以前にTakeshi さんと話した時にも、話題になったことがあって、その時は、答えられなかったんです。その後も、しばらく考えてみたんだけれどもやっぱり分からなくて…
Shoko: 私もTakeshiさんと一対一でそれと似た質問をしていただいたことがあって、明確な答えがあったり答えられないものもあったりで実はとても難しい質問だなと思っています。
Shingo: それで、考えても分からないからとりあえず自分の好きな言葉とか詩とかそういうものを感覚的にノートに書き出してみようと思ったんです。何か分かるかなと思って。もちろん、1日では終わらないので気づいた時に少しづつ書き足してくみたいな感じです。しばらくしてみた時に、漠然とあるキーワードみたいなものが浮かんできたんです。
Shoko: それは何という言葉でしょうか?
Shingo:『循環』という言葉だったんです。じゃあ、あなたは『循環』をテーマに撮影してるんですか?となるとそういうことではなくて、自分の根底には『循環』というキーワードがあって、それは少なからず写真にも何かしらの形で影響を与えていますよ。という事だと思っています。
Shoko: 『循環』というと例えばどんなイメージなのでしょうか?
Shingo: 簡単に言うと、『南風はやがて春に山を昇り土を濡らす暖かな雨になる』というある方の書いた詩があって、僕はこの詩がとても好きなんです。世の中の流れ、人と人との繋がりの中にもこういうものがありますよね。
Shoko: 他にはありますか?
Shingo: また、思いっていうのとは違うのですが、最近50mmのクロップを試してます。35mmのクロップは、頻繁に使うんですけど、50mmってあまり使った事なかったので。あとは、仕上げの微調整を少しずつ変えて試してます。
Shoko: それでは、最後の質問です。今後の目標はありますか?
Shingo: 去年は、カメラの事を自分なりに色々と調べてみたんです。マニュアルって何?って状態だったので。今年は、写真集をみていこうと思ってます。月に一冊写真集をみて、年で12人の写真家を知るというプランです。
Shoko: それはとてもいいプランですね!今度感想を聞かせてください。
Shoko: 興味深いお話を聞けてとてもよかったです。これからも一緒に写真を楽しみましょう!ありがとうございました。
Shingo: ありがとうございました!
次回は、Kyosuke HamaoがTakumi Sekuguchiにインタビューします。お楽しみに!
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